2026年9月23日は秋分の日。〜自分と世界のあいだに、ちょうどいい関係をつくる〜
Release 2026.09.22 / Update 2026.09.23
2026年9月23日は秋分です。
暑さの残る日もありますが、朝晩の空気や夕暮れの早さに秋の気配を感じるようになりました。
秋分は、昼と夜の長さがほぼ同じになる日です。
ここから冬至に向かって、少しずつ夜の時間が長くなっていきます。
日本では、秋分を中心とした7日間を「彼岸」と呼びます。
2026年は9月20日に彼岸入りし、9月23日が秋分の日です。
季節が変わっていくこの時期に、今の自分の暮らしや、人との関係に目を向けてみてください。
今の暮らしは、自分に合っているだろうか。
この人との関係は、心地よいだろうか。
本当は、何を大切にしたいんだろう。
私たちは、自分だけで生きているわけではありません。
人と関わり、自然の中で暮らし、仕事をして、さまざまな出来事の中で毎日を過ごしています。
だからこそ、自分の気持ちだけを見るのではなく、その気持ちと周りにあるものとの関係にも目を向けてみると、見えてくるものがあります。
INDEX
秋分の空が映しているもの
秋分の日、太陽は天秤座に入ります。
天秤座は、人との関係やバランスを象徴するサインです。
でも、バランスをとるというのは、いつも相手に合わせることではありません。
誰かに頼まれごとをされて、本当は今日は休みたいのに「いいよ」と答えてしまう。
その場はうまく収まっても、あとになってなんとなく疲れが残ってしまうことはないでしょうか。
そんなときは、まず自分の心の声を聞いてみてください。
「今日は本当は休みたかった」
「今は引き受けたくなかった」
そう思っていたことに気づいたら、それだけでも十分です。
次に同じようなことがあったときは、「少し考えてから返事するね」と一呼吸置いてみましょう。
自分の気持ちを確認してから返事をする。
それだけでも、人との関係は少し変わっていきます。
今回の秋分では、太陽と海王星が向かい合っています。
周りの期待や理想と、自分自身の気持ちとの境目が、少し分かりにくくなるような配置です。
だからこそ、「私は、本当はどうしたいんだろう」という問いを、自分に向けてみてください。
そして太陽は、冥王星とも調和的な角度をつくっています。
表面的にうまく合わせることよりも、その関係の奥にあるものや、自分が本当に納得しているのかどうかに目が向きやすいときです。
今まで当たり前だと思っていたことを、「本当にこれでいいのかな」と見直したくなることもあるでしょう。
調和するために、自分の本音まで小さくする必要はありません。
自分の気持ちを感じながら、相手の存在も尊重する。
その両方を大切にできる関係を、探してみてください。
9月27日の満月、自分の本音に気づく
9月25日は中秋の名月。そしてその2日後、9月27日には牡羊座で満月を迎えます。
秋分の太陽が「人との関係」に目を向ける一方で、牡羊座の満月は「私はどうしたい?」という自分自身の感覚を照らします。
今回の満月は海王星の近くで起こるため、頭で考えて答えを出すというよりも、ふとした感覚が心に残りやすいかもしれません。
たとえば、友達と会って楽しかったはずなのに、帰ってきたらなぜかぐったりしている。
反対に、予定にはなかった場所にふらっと立ち寄ったら、思いがけず気持ちが軽くなる。
そんなことがあったら、「楽しかった」「疲れた」だけで終わらせず、自分の感覚に目を向けてみてください。
「私は、何に反応したんだろう?」
人といることが嫌だったのではなく、相手に気を遣いすぎていたのかもしれない。
その場所が嫌だったのではなく、最近ずっと休めていなかったのかもしれない。
感情をひとまとめにせず、少しだけ中身を見てみる。
そうすると、自分が本当に大切にしたいものが見えてくることがあります。
感じたことを、少しずつ現実へ
満月のあと、9月28日には火星が獅子座へ入り、9月30日には水星が蠍座へ入ります。
ここからは、感じたことをそのままにせず、動かしたり、考えたりしたくなる流れです。
ずっと気になっていることがあるのに、「今さら始めても遅いかな」「私には無理かも」と考えて、そのままにしていることはないでしょうか。
そんなときは、いきなり始めなくてもかまいません。
気になることを検索してみる。
必要なものを調べてみる。
詳しい人に話を聞いてみる。
やってみたいと思ったことに、10分だけ時間を使ってみる。
「やってみたい」を、ほんの少し現実に近づけてみてください。
そして水星が蠍座に入ると、今度は「なぜ私はこれが気になるんだろう」と、その奥にあるものを知りたくなってきます。
たとえば、「仕事を辞めたい」と思ったとき。
本当に仕事そのものが嫌なのか。
人間関係がしんどいのか。
休む時間が足りないのか。
それとも、自分のやりたいことができていないのか。
一言で「嫌だ」と片づけず、もう一歩だけ掘ってみる。
すると、変えたいものが意外と違うところにあることもあります。
金星が逆行するとき、大切なものを見直す
10月3日には金星が逆行を始めます。
金星は、人との関係や愛情、心地よさ、そして自分が何に価値を感じるのかとも関わる星です。
この時期は、今まで大切にしてきたものを、少し見直したくなることがあります。
たとえば、付き合いで続けている習慣がある。
毎回誘われるから参加しているけれど、帰るころにはいつも疲れている。
そんなとき、「もうこの関係は必要ない」と大きな結論を出さなくてもいいのです。
会う回数を少し減らしてみる。
返信を急がないようにする。
自分が話したくないことは、無理に話さない。
関係を続けるか、終わらせるか。
その二択だけではありません。
距離を少し変えてみる。
それだけで、関係がちょうどよくなることもあります。
自分にとって心地よいものは何なのか。
誰といると自然体でいられるのか。
何をしているとき、自分らしくいられるのか。
そんなことも、この時期にあらためて見つめてみてください。
この秋、できることから
難しく考えなくても、できることはあります。
もし「なんか嫌だな」と感じることがあったら、その理由をひとつ考えてみる。
もし「これ、やってみたい」と思うことがあったら、まず10分だけやってみる。
もし誰かとの関係に疲れているなら、切るか我慢するかの二択にせず、少し距離を変えてみる。
そして、何かを決める前に、「私は、本当はどうしたい?」と自分の心に聞いてみてください。
「今は分からない」と気づくことも、自分の気持ちを知ることのひとつです。
秋の空を眺める時間も、そんなきっかけになります。
夕暮れが早くなったことや、風が少し冷たくなったことに気づく。
何かを決めるためではなく、ただ今の自分を感じる。
そんな時間の中で、思ってもいなかった気持ちに気づくことがあります。
自分と世界のあいだに、ちょうどいい関係をつくる
前回の乙女座新月では、感じたことや気づいたことを、暮らしの中で少しずつ形にしていくことに目を向けました。
秋分を迎えた今度は、その自分自身と、周りにある世界との関係を見つめていきます。
人との関係も、仕事との関係も、自然や暮らしている場所との関係も、そして自分自身との関係も、ずっと同じ形である必要はありません。
近づいたほうがいいときもあれば、少し離れたほうがいいときもあります。
我慢して合わせるのではなく、自分の気持ちを無理に押し通すのでもなく、そのときの自分に合う関係を探していく。
それは、何か大きなことを変えることではないのかもしれません。
「今日は断ってみよう」と思うこと。「ちょっと距離を置いてみよう」と決めること。
「これ、やってみたい」と思ったことを10分だけ始めること。
そんな小さな選択が、自分と世界との関係を少しずつ変えていきます。
秋分から冬至までは、少しずつ夜が長くなっていきます。
外の世界が静かになっていく季節だからこそ、自分の内側にある小さな声にも気づきやすくなるのかもしれません。
この秋、もし迷ったり、違和感を覚えたりしたときは、ひとつだけ自分に聞いてみてください。
「私は、本当はどうしたい?」
そして、答えが見えたら、できることをひとつだけやってみる。
そうやって自分の気持ちを確かめながら動いていくうちに、自分にとって心地よい関係のつくり方も、見えてくることがあります。
自分と世界のあいだにあるものは、最初から決まっているわけではありません。
そのときどきの自分に合わせて、つくっていけばいい。
2026年の秋が、自分の心と世界との関係を見つめながら、自分にとっての「ちょうどいい」を探していく季節になりますように。
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